千年愛


「そうなのかい…。辛かったんだろ…

レオさんも。そんで、偶然こっちに来て

ようやく見つけた舞ちゃんには

記憶がなくて、自分のことも分からなく

なってたということか。

辛かろうな…。」




「それから、たとえ舞ちゃんが自分を

分からなくてもいいから、

今度は舞ちゃんにプロポーズします。

とも言ってた。




何度自分のことを忘れてしまっても、

何度もプロポーズします。って…」




「そしたら東京か鎌倉に戻るんかの?」




「ううん。ここにいたいらしい。

舞ちゃんにも自分にも、

ここが合ってるみたいだからって言って。

それでお願いなんだけど…。」





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