クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜
ッッッッ!!
純平!?
真っ白のタキシードを完璧に着こなした純平が笑顔でこちらを向いて立っている。
そして、全面ガラス張りの向こう側には
何処までも続くスカイブルーの空と、海。
白亜の会場。
ブァっと涙が堪らずこぼれ落ちる。
すると横からスッと腕を出して、
お父さんが出てきた。
「嘘だ、、、なん、、で、、?」
そしてバージンロードの両脇には、
両家の家族がニコニコして手を振って
こちらを見ている。
塁もニヤニヤしてる。
「サプライズ成功だな」
なんて、お父さんがイタズラに笑う。
ヤバい。メイクもしてもらったのに。
涙が止まらない。
「ほら、泣いてないで、純平くんの所へ行くぞ。
ほら、麗。しっかり前を向くんだ」
そう言って、お父さんは私の手を
自分の腕に回した。
そして、BGMとともに、一歩一歩ゆっくりと、歩幅を合わせて歩き出す。