この結婚には愛しかない
*
桜の木の下で長谷川くんに告白された翌週の週初め。長谷川くんと佐和の3人で社員食堂で昼食を食べていた。
「宮内さん俺ついに小泉さんに告りました。いい返事もらおうと口説いてる最中です」
「「え!」」
驚く私とは違い、佐和は前のめりで長谷川くんの頭をくしゃくしゃにした。
「ちょ、宮内さんやめろよ」
長谷川くんが心底嫌そうに佐和の手をはたく。
「ついに言ったのね!がんばった!莉央鈍感すぎて不憫だったー」
「佐和?知ってたの?」
「長谷川くんの態度バレバレだったから。なんなら相談にも乗ってたし。家飲みが莉央のマンションの日、長谷川くんが何となくソワソワしてて可愛かった」
「ソワソワしてねえし」
「はい動揺して敬語忘れてるね。自分ちの時もね、このまま泊まらないかなって、」
「俺先に居室戻りまーす」
居心地が悪くなったのか、長谷川くんが食べ終わった食器の乗ったトレーを持ち席を立った。
桜の木の下で長谷川くんに告白された翌週の週初め。長谷川くんと佐和の3人で社員食堂で昼食を食べていた。
「宮内さん俺ついに小泉さんに告りました。いい返事もらおうと口説いてる最中です」
「「え!」」
驚く私とは違い、佐和は前のめりで長谷川くんの頭をくしゃくしゃにした。
「ちょ、宮内さんやめろよ」
長谷川くんが心底嫌そうに佐和の手をはたく。
「ついに言ったのね!がんばった!莉央鈍感すぎて不憫だったー」
「佐和?知ってたの?」
「長谷川くんの態度バレバレだったから。なんなら相談にも乗ってたし。家飲みが莉央のマンションの日、長谷川くんが何となくソワソワしてて可愛かった」
「ソワソワしてねえし」
「はい動揺して敬語忘れてるね。自分ちの時もね、このまま泊まらないかなって、」
「俺先に居室戻りまーす」
居心地が悪くなったのか、長谷川くんが食べ終わった食器の乗ったトレーを持ち席を立った。