この結婚には愛しかない
お待ちの間あちらで。と店内中央のソファーに案内された。

店長が名刺と20%オフのカードを手渡してくれた。

「申し遅れました。店長の沖田湊と申します。こちら、次回使える割引なので、お友だちも良かったら」

「ありがとうございます。(みなとさんって言うんだ...かっこよ)」

と、中村さんが走ってきた。


「中村涼平と言います!もうすぐ28歳独身彼女なしです!よろしくお願いします!」

「私たちと同い年ですね。私は小泉莉央です。彼女は宮内佐和。失礼ですが沖田店長はおいくつですか?」

「店長は今年33です。こう見えて独身彼女なし。でもバカもてます。エグいっす」

「お前が俺の紹介するなよ」


中村さんは身長170ちょいくらいかな?

中村さんも全然かっこいいし、明るめの髪色もベージュっぽくて雰囲気がオシャレ。

「すみません、少しここで待っててください。急いで退店処理してきます」


2人が去り、ソファーで莉央と緊急ミーティングだ。

「やばい莉央。大変なことになった」

「びっくりしたね。でもよかったね、店長さん恋人いないって」

「うん!嬉しい!でもやっぱりモテるんだね...あ、莉央大丈夫?中村さん明らかに莉央狙いだけど」

「え?そんなことないと思うよ?」

きょとんとする莉央。この子は全く、これだよ。これが通常だから。長谷川くんが気づいてもらえないのもしょうがない。
< 247 / 348 >

この作品をシェア

pagetop