この結婚には愛しかない
スーツ店近くのいい雰囲気の居酒屋に入って30分。男性陣と向かい合って座って、目の前に湊。はあ、かっこいい。好き。
『宮内さん酒入ったら無敵っしょ』
確かに長谷川くんにそう言われた通り、誰に対しても遠慮なく行けるのは確か。
それは一目惚れの相手でも関係なしで。
「佐和ちゃん次何飲む?」
「ピーチウーロンお願い。佐和でいいよ。私も湊って呼んでいい?」
「もちろん」
「俺も莉央、佐和って呼ぶ」
「中村くんは小泉さん宮内さんって呼んで」
「なんなん佐和ちゃん、絶対おかしいやん」
「中村、苗字で呼べよ」
「店長まで...」
楽しい!莉央もめちゃくちゃ笑ってるし、中村くんのことを嫌がってるようでもない。
良かった。このまま楽しく飲んで、少しでも莉央の寂しさが紛れたら。
どさくさ紛れに呼び捨てた湊は、何もかもがスマートで。
オーダーも私たちを優先してくれて、莉央と競うように気遣いをしてくれる。
「本当はお客さん誘うの禁止なんすよ。ちょっと前に他店で問題起こしたやつがいて」
中村くんがビールを飲みながら唐揚げを頬張る。
『宮内さん酒入ったら無敵っしょ』
確かに長谷川くんにそう言われた通り、誰に対しても遠慮なく行けるのは確か。
それは一目惚れの相手でも関係なしで。
「佐和ちゃん次何飲む?」
「ピーチウーロンお願い。佐和でいいよ。私も湊って呼んでいい?」
「もちろん」
「俺も莉央、佐和って呼ぶ」
「中村くんは小泉さん宮内さんって呼んで」
「なんなん佐和ちゃん、絶対おかしいやん」
「中村、苗字で呼べよ」
「店長まで...」
楽しい!莉央もめちゃくちゃ笑ってるし、中村くんのことを嫌がってるようでもない。
良かった。このまま楽しく飲んで、少しでも莉央の寂しさが紛れたら。
どさくさ紛れに呼び捨てた湊は、何もかもがスマートで。
オーダーも私たちを優先してくれて、莉央と競うように気遣いをしてくれる。
「本当はお客さん誘うの禁止なんすよ。ちょっと前に他店で問題起こしたやつがいて」
中村くんがビールを飲みながら唐揚げを頬張る。