御曹司は初心な彼女を腕の中に抱きとめたい
金色の大玉が何発も上がると花火は終わりを告げた。
私たちは唇を合わせると、さっきまでの触れるだけだったキスからディープなものに変わっていった。
彼は私を抱え上げるとベッドルームへ運ぶ。軽々と抱き上げてしまう彼の首に手を回すと、ぎゅっとそのまま抱きついた。
私をそっとベッドに下ろすと、彼はサッと自分の着ていたジャケットとシャツを脱ぎ捨てた。私はその様子を見つめていると、クスッとまた彼に笑われた。細身の彼からは想像もつかないような引き締まった体に釘付けになってしまった。

「まだ余裕があるみたいでよかった」

彼の声はいつもに増して色気を帯びていた。その声を聞いたらただでさえ余裕なんてなかったのにますますドキドキが止まらなくなってしまう。

「無理。限界」

「大丈夫。みちるは俺に身を委ねて。俺がどれだけみちるを好きか感じて」

その言葉に私は喉の奥がぎゅっと締め付けられ、これ以上ないいくらい私も彼を感じたくて仕方なかった。
もっとぎゅっとして欲しくて、私は彼に手を伸ばす。

「無理、だけど蒼生さんをもっと近くに感じたい」

「煽るなよ」

彼は私に覆い被さってくるといつもの優しいキスではなく、激しく、お互いの形を確かめ合うように角度を変え何度もされた。私も彼についていこうと夢中でキスに応える。
彼のては私のシャツに手が伸びると裾から入ってきた。下着の上から胸の膨らみに手を合わせてきたと思ったらそのまま揉みしだかれ始めた。

あ……ん。

そのうちに背中に手を回されると、あっという間にホックが外され、下着は用をなさなくなった。彼の手はその間に入り込み、直接私の胸の形を確かめるようにゆるゆると揉みしだく。そのうちに先端をいじり始め、私はお腹の奥がぎゅっと締め付けられる。
シャツを脱がされ、下着も取られてしまうと心細くなり、私は両手を胸に当てた。すると彼は私の手をそのままに、今度はスカートに手をかけ始めた。ファスナーを下ろし、あっという間に下着も取り外されてしまった。彼は私の太ももをさすり上げると口付けを落としてきた。初めての行為に私は足をこすり合わせ、もじもじしてしまうと、優しく足と開かされた。

「みちる、大丈夫だ。優しくする」

私を宥めるようにそっと声をかけてくれる。何度も何度もキスを落とし、私を気遣う彼に、いつの間にか私の体は彼に開かれてしまっていた。
彼の指が私の足の付け根を何度も行き来する。それが次第に移動し、敏感な部分を擦り始めた。

あぁ……。
私の吐息がこぼれ落ちる。
蒼生さんの指は止まることなく何度も繰り返し動き始め、次第に中に入ってきた。

「みちる、中に入ってもいいか?」

彼はもどかしげに私の様子を伺ってきた。怖い、でも彼じゃなければ嫌だ。彼以外とこんな行為は考えられないと思い私は頷いた。
すると彼は私の頭にキスを落としたと同時に中に入って来るのを感じた。
先ほどまでとは比べ物にならないくらいの圧迫感に




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