社内捜査は秘密と恋の二人三脚

「……佐倉、おまえさあ。里沙のこと好きすぎて余計なことにまで口出し過ぎ。プライベートのことは干渉すんな、子供かよ」

「悪い大人の神部さんに言われたくありません。大人のプライベートは社内で他の人に迷惑かけないでお願いします。よくそんな普通に里沙先輩に話しかけたり出来ますよね?信じらんない……」

「何だと?調子に乗りやがってお前……」

 二人の間で立ち上がり、パンパンと手を叩いた。

「はい、ふたりともわかりましたから静かにしましょうね。佐倉さん、そろそろお昼だし、久しぶりにあそこへ食べに行こうか?」

「え?ホントですか?わあ、久しぶりだし嬉しい!」

 手を上げた彼女は鞄をとりにロッカーへ行った。
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