社内捜査は秘密と恋の二人三脚
「はあ、これで終わりです。ありがとうございました」
「……こんなに廃棄物があるっておかしくないか?いつもこんなに?」
言われてみればそうかもしれない。こんなことは今までなかった。監査前だとしても多すぎる。
「そうですね、いつもはこんなにないですけど、監査前だからかと思ってました。それにしても確かに多いかもしれないですね」
「……かなり怪しいな。確認が必要だな」
鈴木さんは壁にもたれて考えている。私は立ち上がったらお腹がぐーっとなった。恥ずかしい。力仕事したらお腹がすいちゃった。
「プッ、ハハ。よし、名刺代わりに飯を奢ってやるよ。でも、そうだな……俺はさっきの二人が見ていた書類を確認しないといけないから、あと三十分後に会おう。場所はメールする。あ、電話番号も一応教えてくれ」
携帯を出して交換した。