社内捜査は秘密と恋の二人三脚
「「えー!」」
「冷たいようだけど、あまり自分の希望に合った部署へは行かれない可能性が高い。みんなならいくらでもやっていけると思うけど、その覚悟は必要だから、そういう意味よ。バラバラになっても同じ会社だし、会おうと思えば会えるんだから、それくらいの気構えで行きましょう」
「北村さんはどうするんですか?」
若い二年目の女子社員が私に聞いた。
「私?私は本社へ行く。今更どうにもならないし、覚悟していきます。一緒に行く気がある人は頑張ろうね!」
ガッツポーズをしてみんなにウインク。皆、ほっとした顔をした。良かった。それぞれ席に戻っていった。