社内捜査は秘密と恋の二人三脚
「はい。今日はもう大丈夫です」
「わかりました。お疲れ様です」
「お疲れ様でした」
私も立ち上がってお辞儀した。手を振っていなくなる京子さん。本当に綺麗な人。女性が憧れる女性っているんだなと痛感。
「……素敵な人ね。美しいだけじゃなく、冗談も言ったり本当に魅力的な方。こんな素敵な人を妻に出来た専務は、どれだけすごい方なんだろうと思うわ」
「まあ、そうだな。彼女はすごいよ、確かに。専務は彼女を口説くとき、学生時代も見たことのないぐらい全力だった。そして付き合ってすぐプロポーズしていた。元々彼の秘書だったから、逃がしたくなかったんだろう」
「……そうだったんだ。でも京子さんと付き合える男性なんて、限られるだろうな」