社内捜査は秘密と恋の二人三脚

「何か焦るようなことをしたんですか?」

「いや。彼にしたわけではないが、上の方にトラップをかけているんだ」

「え?」

「いや、まあそれはいいといて、部長に言ってその苦情の相手に取りなしを頼もう。君がやるのは無理がある。理由を言えないし、相手も君だと居丈高になるんだろう」

「……」

「……里沙。大丈夫か?」

「あ、はい」

「食事に行こう。もう昼だ」
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