副社長秘書は溺愛彼女を囲って離さない
花子が戻って来て、花子の手をとり店を出た。
「涼太!!」
「何だよ今度は」
おもしれーなコイツは。
「ヤバい!!私、会計してない!!」
繋いだ手はどうでもいいらしい。
「ああ。それなら大丈夫だ。俺が払った」
「私が奢るって言ったのに!!
ありがと涼太!!
んじゃ次こそ、私ね!!
行くぞー!!」
「はいはい。次はどこにしましょうか?」
俺も断ればいいのに、なんだか離れたくなくて、付き合う事にしてしまう。
いつもなら、ぱっぱとお持ち帰りして、はいさよならだ。
そして二軒目はダーツバーに入った。
そこでも大騒ぎだ。
「涼太!!勝負だ!!」
なんて言って、目を細めてふにゃふにゃの手を頑張って振り回している。
「お前、それ。本気でやってんのか?
面白すぎんだろ」
「うるへー!!」
ダメだこりゃ。口も回ってねぇ。
「わかったわかった。俺の負けだ。
ほれ、一回休憩すんぞ」