副社長秘書は溺愛彼女を囲って離さない


こいつ、本当に好みなんだよな。

俺をさんざん振り回して、おぶらせ、ゲ◯まで吐いて、最後は人の服まで脱がしたくせに、自分だけスピスピ寝るとか。

どーなってんだコイツ。

悔しいから、キスマークつけてやる。
せいぜい、起きてビックリしてしまえ。
そんくらいは、させろ。

俺は花子の透き通る様な綺麗な肌に、
形の綺麗な胸の、谷間付近にキスマークを付けた。

いかんいかん。
俺の一点集中が、このままだと本当にまずい。
余計な事した!!

慌てて俺は、名刺を置いて出て行こうと思ったが、そういえば、今持ってないわ。

部屋までわざわざ取りに行くのも面倒くさいしな。

そして、ホテルのメモ帳に、名前と番号をメモした。
それを花子のバッグに突っ込んで、花子を襲う前に急いで部屋をでた。


危ねぇ。
食っちまうとこだった。
さすがに寝込みはマズイだろ。
ここで、我慢した俺を褒めて欲しいわ。

この俺に、我慢させた。
これはすごい事だぞ、花子。

そう、心の中で、下着姿の花子を褒めた。

俺が褒めてほしいのに、花子を褒めた。
ったく。


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