スカイ・ネイル
「あんた、あの時のフード男だよな。モニアに相当恨みを持っていた・・・・・・」
「ああ、そうだ。俺の姉はあの女神に殺された。幸福をもたらすはずの神が、主の命を。俺たちの日常を。ノワールを・・・・・・全て奪っていった。罪を償わずのうのうと今もなお健在している様な奴を、俺は許せない!」
「・・・・・・本当にそうか?」
「なに?!」
モニアがそんなことをするような人には見えない。
かといって確証があるわけでもないが・・・。
「俺も、見えない過去に囚われていた。けど・・・・・・そこから抜け出せたのは、身近な人たちの助けがあったからだ」
だから、今の自分がいる。
少しずつだが前を見据えることが出来ている。
もしここで彼が誰かを殺めてしまったら・・・・・・。
ガレットも自らの剣をリースに向ける。
「この恨みは元凶を消すまで一生俺を蝕み続ける。・・・・・・気が変わる前にその神器をこちらに譲渡しろ。そうすればお前は死ぬことはない」