スカイ・ネイル



「・・・断ると言ったら?」




「無論・・・ーー」





ガレットが目の前から姿を消し、攻撃を仕掛けにきたのだと脳が判断する前に咄嗟に剣を自分の前に構えた。

そこへガレットの剣が振り下ろされ、堪える力を入れるのが間に合わず簡単に吹き飛ばされてしまう。




「くっ・・・」



擦りむいた頬を拭い再び立ち上がると、ガレットはこちらの方へ歩を進める。




「っ・・・譲渡方法は、ステラさんから?」




「・・・・・・俺たち兄弟は昔から仲が良かった。どんな些細な事でも共有し合うくらいに。・・・・・・神器の譲渡方法、属性、それを所有する神の存在。力を使うことによる体への負担・・・。ある程度は理解しているつもりだ」




「・・・・・・そうか。それなら」





気を集中させ魔力を内に溜めていく。


辺りが騒めき、空気中の水が自分のところへ集まってくるのがわかる。




「カスケード!」




それらは激しい水流となり、ガレットを襲うーーー。




しかし風魔法で上手く交わされてしまい、その水流は行き場を無くし天へと高く昇っていく。



「簡易的な魔法じゃ俺を止めることはできない」



「・・・・・・まだだ!スペクルム!」






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