スカイ・ネイル



「また、例の夢?」


「・・・ああ」



心配そうに声を掛けるフランは俺のすぐ横に座った。


ルチルがピケに刺され、血に塗れた光景を目の当たりにしたあの日からあの女性はよく夢に現れるようになった。



彼女が誰で、何の理由で現れるのか。



けど、思い当たるとするならば・・・やっぱり・・・・・・。




「・・・やっぱり、あの時のは・・・・・・俺がやったのか?」


「・・・それは、ノワール兵のこと?」



頷いてみせるとフランは口を開いたが、そのまま言葉を返すことなく口をつぐんだ。
その様子からやはりそうなんだと自覚する。



「でも、僕は君がやったんじゃないと思う」


「それでも力を使ったのは俺なんだろ?なら、他に誰がいるっていうんだ」


「あの時・・・、リースがスーラたちに言ったこと」


「・・・・・・」




そう。

あの時俺は、こいつらに感じていたある違和感を問い詰めた。




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