まさか私が告白されるなんて
「ねえ、琢磨君。琢磨君も乗ろうよ」
「え、僕も?」
驚きの表情を見せる琢磨君。
おどけていて可愛い。
「いいでしょ。二人乗りしようよー」
「二人乗り?」
混乱している様子だ。
でも、二人で乗りたいんだもん。
「分かった」
そう言って、琢磨君は私が座っているブランコに立った。
私が地面を蹴って、琢磨君が体を揺らして勢いをつける。
すると、あっという間にブランコがものすごい勢いで揺れる。
一人で乗る時よりも遥かに楽しい。
「わああああ」
思わず叫んでしまう。
「楽しそうだな」
そう、笑う私に向け琢磨君がそう言った。
「楽しいよ」
いつも一人で来ていた。
だけど、今日は琢磨君と一緒に来られている。
なんて嬉しいのだろうか。