まさか私が告白されるなんて

「合格よ。何かスポーツでもしてたの?」

なんだか上から目線だ。
基本私が謙虚なんが悪いけれど、でかかった言葉が引っ込んでしまった。

琢磨君ごめん。お母さんこうなったらなかなか止まらないの。

「サッカーを少し」
「あらそう、サッカーできるなんてすごいわねー」
「はい」
「それで、どれくらいやってたの? ていうか、なんでサッカー辞めたの?」
「それは……」

「ちょっとお母さん!!!」

私は更に語尾を強めていった。
流石に失礼だ。流石の私でも勇気を振り絞って言った。

「琢磨君が困ってるじゃん」

琢磨君は基本優しい。
だからこそ強く言い返せないのだろう。
お母さんの気分を阻害することを恐れて。


「一応初対面なんだから、もう少し節操を持って接してよ」
「ごめんなさいね。お母さんちょっと調子に乗ってたみたい」
「もう!」

こっちが恥ずかしいんだから。
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