まさか私が告白されるなんて
「ごめんね。少し怖くなっちゃって」
「怖く?」
琢磨君が訊く。
お母さんはそれに反して黙っていた。
「私って、昔からちょっと人よりゆっくりなんだ。だから昔から人とうまくなじめなくて、自分の世界に逃げてばかりなんだ」
そのせいで、私には友達もいなかったし、薄っすらと嫌われていた。
それが顕著に表れたのは中学に上がってからだけど、小学生の時にも感じてはいた。
嫌われているって。
「だから今、お母さんの言ってることを聞いて、また自分を卑下しちゃった」
ダメ人間だと思っちゃった。
「ごめんね。なんで、私の事好きになったのか聞かせて」