まさか私が告白されるなんて
そうじゃないと、なんだか私自身を嫌いになりそうだ。
「それは……」
琢磨君はそう言って息を吐いた。
「言うのが恥ずかしいんだ」
「恥ずかしい……」
「前もそう言って濁してなかった? 琢磨君って私に何も言ってくれないじゃん」
違う。
私が言いたいのはそんな事じゃなくて……
「ごめん。じゃあいうよ」
「え?」
「言って欲しいんでしょ。恥ずかしいけど、それで水菜さんの気が楽になるのなら」
私はその言葉に対して黙って頷いた。
「僕がサッカーをやめた原因に繋がって来るんだけど」
「うん」
底もまた気になっていた所だ。
「僕と、水菜さんは過去に一度であったことがあるんだ。しかもここ数年の話なんだ」
「ここ数年……」
そんなことがあったと。
私には全く思い当たる節が無い。