まさか私が告白されるなんて


そう呟き。琢磨君はつばを飲み込んだ。
ちょっと残念そうだ。
まだ、ハグがしたかったのかな。

「そう言えば、ゲームってしたことがある?」

じゃあ、とばかりに琢磨君が言った。

「ないよ」

あるわけがない。
本体だけで一万円以上。さらにそのソフトを買うのに三千円以上かかる。
買えるわけがないんだもん。

「もしかして、」
「うん。僕もってるから一緒にやらないか?」

まさかの提案だ。
ゲームができる?
そう思うと嬉しくなる。

今まで、ゲームはやりたくても出来なかったのだ。
我慢してきた物。それがついにできるとなれば、もう喜ばずにはいられない。

「じゃあ、やろう」
「うんっ!!」

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