まさか私が告白されるなんて
「水菜さん、水菜さん」
「え?」
慌てて、顔をあげる。すると、琢磨君がこちらを見ていた。
「あ、えっと」
わたしは困ったので、とりあえず笑顔を取り繕う。
「結構にやにやしてたから、何だろうと思って」
「え? 私そんなににやにやしてた?」
うぅ、恥ずかしい。
「だって、琢磨君とのこれからを考えると、楽しくて……」
「はは、そうだな」
そう言って微笑みをくれる琢磨君。
「私ね、お金が稼げるようになったら、やりたいことが沢山あるの」
「……」
「ねえ、琢磨君。その時には一緒に暮らさない?」
「水奈さんと……」
琢磨君は考えるそぶりを見せる。
そして数秒考えた後、
「その話はあとでしないか」と言われた。
顔が赤くなってる。脳がオーバーヒートでもしてるのだろうか。
確かに高校生の身でそんな話されても困るだろう。
「うん。将来的に考えようね」
「ああ」