宿り木カフェ
翌日、事情を知っている上司が見舞いに来て私から事情を聞くと、少し黙った後、数日休んではどうかと提案された。
無給になるのに会社側から休めなんておかしな話だ。
その間に会社側があのお局に説教をするなんて事はありえないだろう。
上司は居心地悪そうに私と会話をするのを悩んでいたようだが、部署を移動して心機一転するといいと言い出した。
なんでお局が移動するんじゃなくて、私が移動なの?
なんで私だけが悪いみたいな感じなの?
そう思うのに抵抗する気力は失せ、二度と顔を見たくなかったので私は、上司の提案をどちらも承諾した。
もう心から疲れていて、何かを深く考えることなんて出来なかった。
私は家に戻り、早々に『宿り木カフェ』の予約変更手続きをした。
明日の30分の予定を二回分合計一時間に出来ないかと。
本来こんな直前の変更は出来ないが、相手のスタッフがOKすれば可能になる。
私はダメ元で返信を待った。
朝起きるとメールボックスには『宿り木カフェ』からのメール。
中を見れば、一時間に変更できました、との内容を見て安堵した。