辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
「……え」
妙な声を出したのはエルだった。万が一毒が入っていてもって、解毒すること前提なのか。最初に調べるという方法はないのか。
「というわけで、俺が先な?」
「や、ラスにぃに、それはどうなの!」
辺境伯領の跡取りが最初に怪しいものに手を出すってどうなんだ。それならエルが先に――と手を伸ばしたら、その手をひょいと押さえられた。
「スズ」
テーブルの上に置かれたカップケーキの周囲をぐるぐると回ったスズは、ふさふさとした尾を立てた。そして、エルの手をカップケーキの方に持っていこうとする。小さな前足でエルの手を握っているのは可愛い。
「大丈夫ってスズが」
どういう理屈かエルにはわからないけれど、毒が入っていないことをスズは確信したらしい。スズがそう言うのなら安心だ。
妙な声を出したのはエルだった。万が一毒が入っていてもって、解毒すること前提なのか。最初に調べるという方法はないのか。
「というわけで、俺が先な?」
「や、ラスにぃに、それはどうなの!」
辺境伯領の跡取りが最初に怪しいものに手を出すってどうなんだ。それならエルが先に――と手を伸ばしたら、その手をひょいと押さえられた。
「スズ」
テーブルの上に置かれたカップケーキの周囲をぐるぐると回ったスズは、ふさふさとした尾を立てた。そして、エルの手をカップケーキの方に持っていこうとする。小さな前足でエルの手を握っているのは可愛い。
「大丈夫ってスズが」
どういう理屈かエルにはわからないけれど、毒が入っていないことをスズは確信したらしい。スズがそう言うのなら安心だ。