辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
二人目がとびかかってこようとしたところで動いたのは、おとなしく側にいたスズだった。エルの鞄から飛び出したかと思ったら、騎士の足元に駆け寄った。
「わわっ!」
スズが柔らかなぬいぐるみといえど、いきなり足にとびかかられてはバランスを崩す。前のめりになったところで、スパーンッといい音が響いた。
ジェナが騎士の頭を背後から叩いたのだ。そのまま前のめりに騎士は床に倒れこむ。
「――精霊具」
「……まさか」
クレオと一緒にいる貴族の娘なら、辺境伯領の養女だとすぐに気づかねばならないのに。これで、王宮の騎士が勤まるのだろうか。
「気づくのが遅すぎます」
エルは、冷ややかな声で言い放った。
「わわっ!」
スズが柔らかなぬいぐるみといえど、いきなり足にとびかかられてはバランスを崩す。前のめりになったところで、スパーンッといい音が響いた。
ジェナが騎士の頭を背後から叩いたのだ。そのまま前のめりに騎士は床に倒れこむ。
「――精霊具」
「……まさか」
クレオと一緒にいる貴族の娘なら、辺境伯領の養女だとすぐに気づかねばならないのに。これで、王宮の騎士が勤まるのだろうか。
「気づくのが遅すぎます」
エルは、冷ややかな声で言い放った。