【書籍&コミカライズ作品】悪役令嬢に転生した母は子育て改革をいたします~結婚はうんざりなので王太子殿下は聖女様に差し上げますね~【第三部完結】
「ちょっとヴィル……なんで私を置いていくわけ?!あんなに私も行くって言ったのに!」
「連れて行けるわけがないだろう」
「日々善行を積んでいる私に対しての仕打ちが酷い!」
「損得入り混じった善行など、善行とは言えん」
「酷ぉぉ!!」
何を言っても帰る気配がない。
マリアとの押収を見兼ねたオリビアが私に上目遣いで、どうする?と聞いてくる。
…………その顔は反則だ……。
オリビアの瞳がマリアを置いていくのは可哀想だと言っている。
「ん゙ん゙っ!ゴホンッ……仕方ないな…………」
せっかくのオリビアとの旅行が……公爵からもマリアを連れて行ってほしいと言われ、私にはマリアを置いて行くという選択肢が完全になくなってしまい、了承するしかなくなってしまったのだった。
一緒に行く事が出来るようになってマリアは大喜びし、馬車ではオリビアの隣りまでも奪われてしまう。
そこは私の定位置だというのに……!
私の気持ちをよそに、オリビアとマリア、そしてソフィアは、私の向かいで終始ご機嫌にお喋りをしながら、馬車はゆっくりとディーガン港へと向かっていったのだった。
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相変わらず暴走気味なヴィルとトホホなヴィルです(;'∀')
次回は日曜日更新になります~~そこでヴィルSideは一旦終わりになります!
よろしくお願いいたします~~<(_ _)>