【書籍&コミカライズ作品】悪役令嬢に転生した母は子育て改革をいたします~結婚はうんざりなので王太子殿下は聖女様に差し上げますね~【第三部完結】
「何が目的だ?」
「やだなー目的とかはないんですって。あなた方はとても面白い人達だなと思っているだけで……そこの護衛もだけど、養女に聖女、公爵令嬢に護衛の伯爵令嬢なんて。ふふふっ」
「なぜそれを……!」
ソフィアが公爵家の養女である事も、マリアが聖女である事も全て知っているというのか?
「聖女?」
「おっと、でもこの事は宰相様たちは知らないですから、安心してくださいね。でも今、レジェク殿下に聞かれてしまいましたが」
そう言ってあははと笑うラスの笑みはいつも以上に天使の仮面を被っていて、安心どころの話ではない。
「……ソフィアに近付くな」
珍しく声を発したゼフは、ラスとの距離を一瞬で詰め、彼の腕を掴みながら威嚇するかのようにひと言放った。
睨み合う2人をどうするべきか考えていると、女湯の方からオリビアたちの声が響いてくる。
『それにしてもオリビアの胸、大きい~~イザベルのも大きいけど。誰が一番大きいかな』
『マリアだって大きいじゃない!マリーは言わずもがなだけど、私のは……うーん、イザベルの形の良さには敵わないわね』
『恐れ入ります。皆様に比べれば私など……触り心地も硬いでしょうし』
『張りがあって素晴らしいわよ~~』
………………一体何の話をしているのだ!
「あははっ、本当に面白い人達だ!」
「……………………」