【書籍&コミカライズ作品】悪役令嬢に転生した母は子育て改革をいたします~結婚はうんざりなので王太子殿下は聖女様に差し上げますね~【第三部完結】
ヴィルが同じ王太子としての立場なので、そんなはずはないと言わんばかりに言葉を返す。
「先ほど言った通りです。私は王太子という立場なだけ……その件について、私に聞いても無駄です。直接父上に話を聞いた方が良いと思います」
「ではあなたから、陛下へお話を通していただけません?」
国王陛下への謁見など、そう何度も通るものではないわ。
私は何とかこの話を進めたいと、息子のレジェク殿下からなら陛下も動いてくださるのではと思い、お願いしてみる。
でも――――
「それもご期待には添えません。私にそんな力はありませんから。それでは失礼いたします」
レジェク殿下は私たちとそれ以上話すのを拒否するかのように、背を向けて去っていってしまった。
この国は国王が神のような存在である事は知っていたけれど、その息子の立ち位置って、そんなものなの?
「ひとまず部屋へ戻りましょう。皆が戻っているはずです」
「そうね」
イザベルに促され、何とか気を持ち直して部屋に戻る事にした。
部屋ではマリーやソフィアたち皆が戻っていて、特にマリアはビシエラ山について一日中調べていたらしく、彼女から驚くべき事実を聞く事になるのだった。
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次回からマリアSideになります!(*´ω`*)
少し時間は遡り、彼女が召喚された時からのお話になります~~よろしくお願いいたします<(_ _)>