腹黒王子様の溺愛が規格外。
もう、全てがどうでもよく感じてきた。


やっぱり、お望み通り……



その瞬間だった。


また、足音がしてくる。


今度は陽菜ちゃんかと絶望を更に感じていれば、お兄ちゃんたちが静かになったことに気がついた。


そして……。


「桜……!!」


聞こえてきた、優しい大好きな声。


この声は……


「雅、くんっ……?」


そして、分厚い扉が倒れたのだ。


そこにいたのは……。



「一条、さん……?」

< 11 / 166 >

この作品をシェア

pagetop