一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
次の週くらいから、気持ち悪くなってきて、オエオエ大変だった。

こ、こんな感じなのね。

でも、お腹に赤ちゃんがいて、元気な証拠なんだと先生が言ってくれた言葉が、私を支えてくれた。

トイレから出れない日々が続いた。

それでも塁は、励ましながら、かなり献身的に支えてくれて、数ヶ月もすれば、気持ち悪いのが嘘だったみたいに急に普通になった。

え?大丈夫なんだよね?
って思うくらい。

そして、その頃から、塁と夜にゆっくりと愛し合うようになる。

「ヒカリ。お腹辛くないか?」

横向きになって、私のお腹を優しく撫でながらゆっくりと動く塁。

「大丈夫だよ。塁。」

ふふふ。優しい。

「張ってきてないか?」

「ふふふ。大丈夫」

ゆっくりゆっくり、優しく私を抱く。
こんな風にも出来たんだね、塁。
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