一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ

「あっぶねぇ」
純平が笑う。

「ギリギリだったな今の」
俺も笑う。

「はぁーおもしれー」
仁も笑ってる。

子達は、自分達の焼いた串を何故か交換しながら食べてる。

「そろそろ来るか?もっと危ないの」
陽平がテントを見る。

すると、わー!!っと妹達が走って出てきた。

もうここからは、あたしも焼くだの、あれ食べたいだのこれ飲みたいだのはちゃめちゃだ。

それでも、みんな楽しそうだ。

食べ終われば、母親4人はゆっくり酒を飲みながらキャーキャー女子トークが始まる。

俺たちはその間、広場で子供達と大人気なく全力で鬼ごっこをする。

誰が想像しただろうか。
普段はみんな落ち着いた大男達が、全力で鬼ごっこしている姿を。

そして、暗くなる頃、ヒカリ達が夜ご飯分を用意していてくれて、俺たちはまたわいわいと食べ始める。


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