一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
「付け合いっこ!」

「そうだ。付け合いっこだ。それで、絃と維織にお願いがある。お仕事だぞ?」

「お仕事?したい!」

「パパとヒカリの所まで、指輪を届けるお仕事だ」

「するする!」

「みんなの前で、真っ直ぐゆっくり歩いて、パパとヒカリに2人で指輪を届けてほしい。」

「わかった!!維織できるかな?」

「ははは!大丈夫だ。絃。どんな事になってもいいから、パパの所にはもってこい」

「わかった!!任せて!!」

「さすが兄貴!!頼んだぞ?」

その日から、絃は維織と並んで指輪を運ぶ練習をし始めた。

ははは。熱心なやつだな。
維織は案の定、どこかに走っていく。

ははは!だよな。そうなるよな。

すると、絃がデッカいおもちゃのハマーに2人で乗って運ぶ作戦にでた。

維織は、この車が大好きだ。

ははは!面白い!
これならいけそうだ。

「絃!それでいこう!それでパパの所まできたら、車から降りて、指輪を渡してくれ」

「あはは!わかった!」
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