一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ

------

月日は経ち、
純平がついに麗にプロポーズした。

あれよあれよと、籍も入れて、麗は
"神楽 麗"になった。


麗は知らないが、GWの一週間前からグアムに飛んで挙式をする。

サプライズで。

その頃にはもう31歳か。
早いな。

ったく。純平は。
本当、麗の事になるとすごいよな。

本当に真っ直ぐで。

その真っ直ぐさが、今の俺には眩しい。

俺は、どうしても過去の自分を思い出して、後ろめたくて何も出来ないでいるっていうのにな。

そもそも、俺が手を出したら絶対だめだ。

俺の事なんて、ただの親友の兄貴か、なんなら昔の記憶のままなら、自分の兄貴だと思ってるかもしれない。




今日は、ヒカリが結に頼まれて麗が着たいウェディングドレスの情報収集しに家に来てる。

俺は、ソファーで得意の知らんぷりだ。

あいつらは、勝手にダイニングテーブルで論争している。

< 63 / 277 >

この作品をシェア

pagetop