一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
次は向き合ってラットプルダウン。
腕を大きく上下に動かす。

「え?それ、関係あんの?」

「は?どういう事だよ。ック」

「涼太くんバカなの?ック」

キッツ!

「屁?」

「屁じゃなくてよ。話聞く限り、エマちゃん、婚約者の事はもう何とも思ってないと思うけど。」

「え?そなの?」

「いや、知らんけど。だって、BARの前に元婚約者とモメてたんだろ?ック!あの時、全く気にしてるようには見えなかったぞ?普通、そんな事があったら動揺するくね?キチー!」

俺はバーを降ろした。

「いや、でも。ほら、見せないようにしてるとか?」

「なんで?」

「知らん」

「カウンターから2人話してんの見てたけど、ただの仲良しカップルだったぞあの雰囲気は」

あれは、エマちゃんも、絶対涼太君が好きだ。
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