君のブレスが切れるまで外伝―on a rainyday remember love―
「次は――駅、次は――駅です」
アナウンスが鳴り響く。
そう、もう降りる駅なのね。
胸に手を当ててみても高鳴る鼓動は感じず一定。高揚するわけでもなく、期待もない。
どうして? 人はこういうとき、楽しみだと思って鼓動を高鳴らせるものなのでしょう? なのに、私はそれすらもできない欠陥品なの?
停車した車両から人が降り、振り返ればドッと流れ込んでいく。
揃わない足並み、多重の足音。均等ではないはずなのに、それが一律という錯覚を生み、現実を作っている。誰もが同じ毎日を繰り返しているのだ。
私も同じだった。忙しい毎日を過ごしていながら、結局は同じ毎日を過ごしていた。
でも、私は――
アナウンスが鳴り響く。
そう、もう降りる駅なのね。
胸に手を当ててみても高鳴る鼓動は感じず一定。高揚するわけでもなく、期待もない。
どうして? 人はこういうとき、楽しみだと思って鼓動を高鳴らせるものなのでしょう? なのに、私はそれすらもできない欠陥品なの?
停車した車両から人が降り、振り返ればドッと流れ込んでいく。
揃わない足並み、多重の足音。均等ではないはずなのに、それが一律という錯覚を生み、現実を作っている。誰もが同じ毎日を繰り返しているのだ。
私も同じだった。忙しい毎日を過ごしていながら、結局は同じ毎日を過ごしていた。
でも、私は――