契約結婚、またの名を執愛~身も心も愛し尽くされました~
「……そんなことでいいの?」
「そういうのが、いいんです」

 共に過ごせるなら、豪華さなんて関係ない。
 一緒の時間を重ねられることが、何よりも貴かった。

「今すぐ飛んで帰りたい気分だ」
「私も同じです」

 顔を寄せ合って微笑む。
 至福の時間に心が甘く侵される。心地のいい瞬間が永遠に続けばいいと、願わずにはいられなかった。
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