契約結婚、またの名を執愛~身も心も愛し尽くされました~
 それがとても信じられない。
 今でさえ、希実は膝が戦慄くほどギリギリの状態で立っているのだ。
 これよりも快感を与えられたら、自分はいったいどうなってしまうのか。
 恐ろしくもあり、期待が満ちる。
 こぼれそうな声を希実が必死に堪えていると、乳房の先端を突然食まれた。

「あ……!」

 驚いて下を向き、即座に悔やんだ。
 獰猛な彼の眼差しが希実に突き刺さる。
 絡んだ視線を逸らせない。
 じっと見つめ合ったまま、淫らに色づいた胸の飾りが飴玉のように転がされるのを見せつけられた。

「や、駄目……」
「可愛い」

 もう立っていられない。
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