塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
「ほら、見てよ。今校庭でちょうどバスケしてる」
促されておずおずと窓の外から校庭を見ると、たすくの姿が見えた。遠くてもすぐにわかるスタイルの良さ。地毛だと思われる色素の薄い髪が陽に当たり金色に見える。
「かっこいいでしょ? そこらへんのアイドルとかモデルよりずっとかっこいい。なんでもイギリスの貴族の血を引いてるんだって。しかも実家は医院だし。エリート中のエリート。わが校の誇り、私たちのオアシス。それがたすく様なの」