塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
あれから学校へは早起きして徒歩で通っている。往復60分かかるけれど、あれ以来バスに乗るのが怖くなってしまったからだ。
あの日からようやく忘れていたトラウマが蘇り、思い出すだけで全身に蕁麻疹が出るようになっていた。病院に行ったことはない。なんと説明したらよいかわからなかったからだ。
精神的なものなら理由を聞かれたらどうしよう。
喉がぎゅっと絞られたように詰まって話せないだろう。
授業に追いつくために先生からもらったプリントの山をこなして、夕飯を食べにリビングに向かう。母親が作ってくれたシチューがあるはずだ。
最近は医院の受付の仕事を張り切ってやっている。
昔からどんなに忙しくても、ご飯を作ってくれる。それにいつも美味しい。
「あ。ご、ごめんなさい」
あの日からようやく忘れていたトラウマが蘇り、思い出すだけで全身に蕁麻疹が出るようになっていた。病院に行ったことはない。なんと説明したらよいかわからなかったからだ。
精神的なものなら理由を聞かれたらどうしよう。
喉がぎゅっと絞られたように詰まって話せないだろう。
授業に追いつくために先生からもらったプリントの山をこなして、夕飯を食べにリビングに向かう。母親が作ってくれたシチューがあるはずだ。
最近は医院の受付の仕事を張り切ってやっている。
昔からどんなに忙しくても、ご飯を作ってくれる。それにいつも美味しい。
「あ。ご、ごめんなさい」