前世恋人だった副社長が、甘すぎる
甘くて優しい瞳で私を見る怜士さん。頭をそっと撫で、頬に唇を寄せる。
それだけで、私の身体は熱を持ち、酔ったようにふらふらする。
その唇をそっと重ね、甘いキスの嵐が降り注ぐ。
お互いを確かめるように、全てを舐めとるようなキス。深く怜士さんを刻みつけるようなキス。
怜士さんの深い愛がくすぐったくて恥ずかしいから、やめてくださいと告げる。
すると、まるで叱られた犬みたいに上目遣いで、だけど反省していないような顔で私を見る。
怜士さんの全てが愛しい。こんなにも、こんなにも、全身で怜士さんが好きなんだ……
「会いたいよ……」
そう告げても、もちろん誰も返事をしてくれない。
「会いたいよ……怜士さん……」
もうこうなったら、クリスチーヌの身代わりでも何でもいい。とにかく怜士さんの近くにいたいと思ってしまう自分がいた。