前世恋人だった副社長が、甘すぎる
そもそも、川原さんとの食事に行くべきだろうか。
もちろん川原さんに興味はないし、その逆も然りだろう。
怜士さんへの気持ちを他の男性で癒せるはずもないし……
いや、待てよ。川原さんが私なんかの庶民に興味があるはずがない。
むしろ、怜士さんの情報提供をしてくれたり、怜士さんが川原さんに何か頼んだのかもしれない。
そうであったならば、川原さんの誘いを断ってはいけない。
色々考えた挙句、私は川原さんと食事に行くことを決意したのだった。