前世恋人だった副社長が、甘すぎる



甘い甘い視線。私を狂わせ、理性なんて吹っ飛ばしてしまう、その潤んだ瞳から、目が離せない。

切なげな表情のまま、彼は告げた。


「俺と結婚して?

……絶対に幸せにするから。大切にするから。

……二度と、死なせないから」



一瞬、言われたことが分からなかった。

だけどその言葉はどんどん、私の胸に沈み込んでいく。

そしてその言葉を理解するとともに、自然と笑みが溢れてくる。


「嬉しい!もちろんです!!」



怜士さんにぎゅっと抱きしめられ、頬をくっつけ合う。

再び目を開けると、目の前には嬉しそうに笑う怜士さんの綺麗な顔。

甘い視線が絡まり、唇を合わせる。何度も、何度も。

怜士さんの存在を深く刻みつけるようなキスだった。



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