四季くんの溺愛がいくらなんでも甘すぎる!
そんなの絶対にヤダ!

なのに四季くんは妙に楽しそうで…。

もしかして四季くんってドSなの!?なんて考えてしまう。

…って!
今の問題はそこじゃなくて!

「でも四季くん。本当にどうしよう?私、このままじゃ本当に補習になっちゃうよ」

「補習は夏休みだっけ?会える時間が減っちゃうね」

「夏休みに入ってからの二週間だけだけどね…。最後のテストも点数悪かったら二学期の内申点に響くんだって…」

「それは困ったな」

「そうだよ。私が補習まで受けなきゃいけないバカだってバレたら四季くんの株まで下げちゃうよ…」

「どういう意味?」

「四季くんは優秀なのに…こんなバカな女と付き合ってるなんて思われたら恥ずかしいでしょ?」

四季くんが私の後頭部に手を回して、ソファに押し倒された。

私にまたがる体勢で、四季くんが見下ろしている。

まばたきするたびに長いまつ毛が下まぶたにまで影を作る。

ヘーゼルナッツ色の目。
純日本人なのに不思議な容姿。

すごく、きれい。
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