狂愛〜虎を照らす月〜

「うん。生活変わるかな?」


「多少は身動きが取りづらくなるかもしれない。でも、お前も元々付き人はいるだろ?」


「うん。蛇みたいな見た目の、いちいち細かーいのがついてる」


「ははは。俺のところから護衛を足してもいいんだが、少しそこはこっちで相談する。お前はとりあえず普段通りにその蛇に守ってもらえ」


「ははは!わかった」


「それから、今日これからお前んとこの親父も呼んだから、俺んとこと合わせて面通しすんぞ」


「わ、わかった」


「先に言っとく。俺はお前を離すつもりはないからな。意味わかるか?」


「え?」


わかってねぇのかよ。


「お前を嫁にするって意味だ」


「よ、嫁!?」


そんなに驚くなよ。
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