狂愛〜虎を照らす月〜
「失礼しやす」
ドスの効いた声。
「パパ」
深月がニコっとした。
熊もフッと微笑む。
仲良しかよ。
「親父。お久しぶりです。
この度は、うちの娘が若と、、
すいやせん。
何も存じなくて」
そう言って、頭を下げた。
深月も頭を下げた。
「頭あげろ。
こちらこそ、急に呼び出して悪かったな。
俺んとこのバカが、深月に一目惚れしてよ。」
おい。それは言わなくていいだろ。
熊も驚いた顔をしてる。
「それで、やっと昨日、深月と交際する事になったんだとよ。」
「左様で」