狂愛〜虎を照らす月〜



「それでなんだがな、俺はもうどうせなんだから結婚しちまえって言ってたところだったんだよ」


「結婚!?親父。本気ですかい!?
うちの娘でいいんですかい!?
かなりお転婆、、、」「パパ?」

深月が聞いた事もない様なドスの効いた声をだした。

あ、これ深月の方が上なんだな。

クククク。
さすがだわ。


「いや、あははは。
俺は、本人達が良ければ全然。
もらってくれるなら、ありがたい話ですけど。
若。大丈夫ですかい?」「パパ?」

また深月が口を挟んだ。

「深月は黙ってろ」
熊もここは引き下がらないようだ。
さすがに深月もわきまえて、口を閉じた。


「若。深月は、末っ子で甘やかして育てたもんで。その、お恥ずかしながら、、
だいぶ、破天荒といいますか、お転婆といいますか、、
結婚してから、思ってたのと違うなんて事には、、、」
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