狂愛〜虎を照らす月〜
部屋に戻り、深月がソファーにストッと座った。

「深月。ご苦労だったな。立派な挨拶だった」



「あ、ありがとう。ははは。結婚だって!岳」

俺は嬉しいけど、深月は本当はどうなんだ?
俺も深月の隣に座る。

「ああ。深月。幸せにする。結婚しよう」


深月の瞳がまた揺れる。


「あの、、、私、、、」


なんだ?
やっぱり急すぎたか!?


「ごめんなさい。」


は?



「私、家事とか全然で、、、
でも、岳と結婚したい。
それでも、、、いい?」


家事?
そっち!?
俺は家政婦が欲しいわけじゃない。
なんなら、うちの嫁は家事はやらなくていい。
組員が全部するから。
俺はてっきり、、、


「深月。大丈夫。
家事はもともと組員の仕事だ。
そんな事気にしてたのか?」
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