狂愛〜虎を照らす月〜
VIPルームは、完全個室になっていて、フロア側に窓がついていて、奥の方にはソファーやテーブルが置いてあった。

「うーわっ!すごいね!深月」

「だからさ!」

「ちょっと、私今のうちにトイレ行ってくる」

「はーい」


私は、とりあえずスタッフがドリンクを持ってくる前に、残ったドリンクを一気に煽った。


っはー。

絡まれたのは、最悪だったけどこんな部屋に案内されるなら、よかったななんて呑気にフロアをのぞく。


しばらくして、紗理奈からメールだ。

"ちょっと、透と電話してから戻るね!
絡まれたのバレたっぽい"

はやっ。

さすが、"情報"の組員だ。
どこかで、誰か見張っていたのかもしれない。


情報の組の仕組みはわからないけど、組員ではない人達が見ていて、逐一情報を流してるって話しだ。
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