狂愛〜虎を照らす月〜
そして、サングラスをかけてプールへ向かう。


BGMにガンガンと洋楽が流れて賑やかだ。

もう、陸と朔は先に入ってギャアギャア騒いでいる。

他の組員もデッカい水鉄砲を持ってきていて、プールサイドから陸達に向かって撃っていた。

「すごい!!楽しそう!!」
深月も嬉しそうだ。

「だな」
俺も深月がご機嫌で嬉しくなる。

普段どこも連れて行けてないしな。
深月は文句も言わないし。

そして、俺たちに気付いたみんなは深月を見て一瞬目を大きく開けた。

だよな。
クソ。
見んな。

俺は一瞬こめかみがピキッとしたが、直ぐに戻す。

いかんいかん。
今日は我慢だ。

それでも、深月以外のみんなはそんな俺を見逃さずに直ぐに深月から目をそらした。

「兄貴達もこいよ!」
陸が何もなかったように声をかける。
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