狂愛〜虎を照らす月〜
「ふふふ!岳、カッコイイ」


俺もクスッと笑ってしまう。
本当にお前は。

無意識に俺を煽るよな。

そして、他の皆んなもまた直ぐに何もなかったように騒ぎ出した。

俺達の事は見ない事にしたらしい。

俺は深月を正面から抱き抱えた。
深月も俺の首の後ろに腕を回し、足も巻きつけてきた。

そのままはじの方に連れて行く。

「ふふふ!岳。ありがとう。連れて来てくれて」

そして見つめ合う。
俺は、かわいい事を言う深月に我慢出来ずに、チュっとキスをした。

「ちょっと!!」
深月が小声で慌てている。

「大丈夫。見てない」
たぶんな。

そしてもう一度キスをした。

足りねぇな。
さすがにこれ以上は無理か。
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